FC2ブログ

記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夕星



父が来ているので晴れたら山へ、雨だったら美術館ということを考えていて、朝から雨がぱらついていたので美術館へ行くことになった。

妻の要望で、これまでで最大の回顧展「生誕100年東山魁夷展」に行きたいということになり、遠く長野市であったが出発した。
10時半についたものの、駐車場が満車で入れず、20分ほど待つ。
私とひかり子で今月8日に来たときは、車もほとんどなく静かな美術館であったのに、会期が後4日ということで人が押しかけてきているようだ。
人垣越しに絵を見るという感じであった。
最初の10代に描いた自画像以外人物はなく、99%は風景である。
この地球のどこかにある風景で、その世界は緑に覆われた世界、水に覆われた世界である。
地球世界を描き続けたものの、人間嫌いか人物はいない。

展覧会の最後、1999年91歳の絵は、地球を離れる作者の気持ちがこめられた想像の景色「夕星」。
人生の夕暮れに忽然と輝く金星。次なる世界へ向かうことをはっきりと意識した絵である。
湖面にたたずむ4本の木は地球で生きてきた家族かソウルメイトか・・・・
木はこの作者にとっては地球の代表、人間以上に大切な仲間だったのかもしれない


私も金星と新月の光に動けなくなってしまったことを絵本の一ページに描いたのを思い出す。


きんせいの ひかりこころに しみわたり そのかがやきは ほんしんなりと  月

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

tukikuni

Author:tukikuni
FC2ブログへようこそ!

最新コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。